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歯並びを良くしたい > すきっ歯(神奈川県 40歳 男性 自営業のQ &A)

カテゴリ:歯並びを良くしたい > すきっ歯

前歯の間に隙間があり活舌が悪くいつも苦労しています。前歯の隙間をなくす矯正で治りますか?
昔から前歯の間に隙間があり、これが原因で喋りにくくなっていると言われてきました。
実際仕事上喋ることが多いのですが活舌が悪くいつも苦労しています。
このようなことは前歯の隙間をなくす矯正で治るものなんでしょうか?

[神奈川県 40歳 男性 自営業]

歯並びを良くしたい > すきっ歯

どんな、言葉が喋りずらいのでしょうか?
言葉の種類によって、その原因が異なり原因によって処置も変わります。あなたの場合はもし前歯が離れていることによって喋りずらいのでしたら、主にサ行の言葉が喋りずらいはずです。つまりサ行の発音は前歯から息がもれると発音できないからです。
しかしながら、発音障害を引き起こす原因はそればかりではありません。もし、ラ行などの舌を使って発音する言葉が喋りずらいようでしたら、舌の裏側の小帯と呼ばれる筋が強固に張りすぎている場合があります。
前者のサ行の発音障害でしたら、前歯のスペースを閉じることで改善されます。その場合、矯正によりスペースを閉じることでも改善されますし、簡単に樹脂を歯と歯の間に詰める方法でも改善可能です。他にもラミネートベニアといって前歯にセラミックのベニア(付け爪のような物)を貼り付ける方法もあります。(スペースが広い場合は矯正をお勧めしたい。)
また、後者のラ行など舌を使うような発音障害の時は、舌の裏側の筋を切ることで改善可能です。最近はレーザー治療を行っている歯科も多いので、出血も無く切ることもできます。
一度、どんな言葉が喋りずらいかご自分で試してみてはいかがでしょうか?