| PMTC |
歯科衛生士が器械や器具を使って、物理的に歯のクリーニングをすることです。
歯についた汚れを歯垢(しこう)といいますが、専門的にはバイオフィルムと呼ばれ、細菌が歯の表面に形成したネバネバした膜のことです。歯ブラシでは容易に取り除けないほど強力な粘着力をもっています。この中に虫歯や歯周病の原因の菌が住みつきます。これらは、毒性の高い悪玉病原菌です。これら悪玉病原菌や、それが産生する毒素が、歯肉粘膜から血流に入り込み、血管内部で感染を起こしたり、血管壁にへばりつくことにより血栓を作ったりと、大変な悪さをしています。
歯のクリーニングをすることにより、このバイオフィルムを効果的に除去することができます。歯ブラシでとれない歯垢は3ヶ月経つとその毒性が上がるため、3ヶ月に1度行うと効果的です。
アメリカのバッファロー大学の調査では、歯周病にかかっている方が心筋梗塞を起こす確率は、歯周病にかかってない方の3倍高いという結果がでています。また、心筋梗塞を起こした患者さんの心臓には、その方の口の中にいる歯周病菌がいることを発見しました。