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前歯を白い歯にするときの選択肢

2018.07.17

大きな虫歯があったり、神経を取り除く治療(抜髄・根管治療)を受けるなどで、前歯を大きく削った場合、そこを保険診療の被せ物で治療を受けると、表面にプラスチックを焼き付けた金属の被せ物(硬質レジン前装クラウン)で修復することになります。ここでは、金属の被せ物のデメリットや、金属を使用しない白い歯の種類についてご紹介します。

保険で前歯を被せた人によくあるお悩み

見た目による問題
・歯茎が痩せたことにより金属フレームが見えてきた
・金属イオンの影響で歯茎が黒ずんできた
・プラスチック部分が変色、または着色してきた
・歯の裏の金属部分が気になる

金属アレルギー
金属イオンが溶けだしてアレルギー反応が起こり、皮膚湿疹やかぶれなどの症状がある。
このようなことから、白い歯に変える治療を受けられる方がおられます。前歯を硬質レジン前装クラウン以外で修復する場合は、保険が適用されず、全額自己負担で受ける自由(自費)診療になります。次に、白い歯の種類についてご紹介します。

金属を使用しない白い歯の種類について

■オールセラミッククラウン
すべてセラミックからなる被せ物です。

【特徴】
自分の歯に近い色や艶を最も再現することができます。しかし、すべてセラミックからなるため、歯ぎしりや食いしばりをする人は割れる可能性が高くなります。また、強度を保つために、オールセラミックに一定の厚みが必要となりますので、歯を削る量が多くなります。

見た目の自然さ…★★★★★
耐久性…★★☆☆☆
費用の相場…7~17万円(1歯あたり)

■ジルコニアセラミッククラウン
歯の表面部分にセラミックを焼き付けたジルコニア(人工ダイヤモンド)の被せ物です。

【特徴】
オールセラミックの次に、自分の歯に近い色や艶を再現することができます。ジルコニアは、金属に近い耐久性がありますが、極端に硬い物を噛んだときに、歯の表面に焼き付けたセラミック部分が欠ける恐れがあります。内面のジルコニアは硬い素材ですので、再治療が必要となったとき、取り外しに時間がかかることがあります。

見た目の自然さ…★★★★☆
耐久性…★★★★☆
費用の相場…9~20万円(1歯あたり)

■ハイブリッドセラミッククラウン
セラミックとプラスチックを混ぜた被せ物です。

【特徴】
自分の歯のような色調を再現できるが、プラスチックが混ざっていますので、経年的に艶がなくなったり、少しずつ変色したりすることがあります。オールセラミッククラウンよりも割れにくいと言われていますが、極端に硬い物を噛んだときに割れることがあります。金属を使用しない白い歯の中で、最も安い治療費で修復することできます。

見た目の自然さ…★★☆☆☆
耐久性…★★★☆☆
費用の相場…4~12万円(1歯あたり)

■オールジルコニアクラウン
すべてジルコニアかからなる被せ物です。

【特徴】
素材のメーカによって異なりますが、2~7色の中から歯の色を選択しますので、歯の色によっては若干色浮きすることがあります。すべてジルコニアで作られているため、金属に近い強度で破折の不安が少なく、歯の切削量を抑えることができます。しかし、再治療が必要となったときに、取り外しに時間がかかることがあります。

見た目の自然さ…★★★☆☆
耐久性…★★★★★
費用の相場…8~18万円(1歯あたり)

このように、白い被せ物の中にもいろいろな種類があり、また、歯科医院で扱う素材によって、特徴が若干異なることもあります。適切な治療法は患者様の状態によって異なりますので、再治療をご検討されている方はかかりつけの歯科医院にてご相談ください。