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しゅうさんの相談

カテゴリ:痛み・腫れ

ジルコニアクラウンが痛みます。

2年程前に、前歯の下正面から見て2番目を審美的目的で、神経は残したまま表面だけ削りジルコニアクラウンを被せました。最近しみるような痛みに悩まされて、表面を見てみると少し表面が欠けています。ジルコニアクラウンの撤去は大変とサイトにありましたが、やはり大変なのでしょうか?ちなみに、ジルコニアクラウンは その痛みがある歯以外も全てジルコニアクラウンをやりました。他の歯は全く問題ありません。治療方法や アドバイスありましたら宜しくお願いします。

しゅう様 初めまして!アイエスデンタルクリニック院長・審美歯科医 石田智子でございます。
 前歯にジルコニアクラウンを被せたところにしみるような痛みがあるとのこと、また表面も欠けているのですね。しみるところがあるととても気になりますね。お気持ちをお察しいたします。

 ご質問の、ジルコニアの撤去は大変かということですが、除去用のバーを使用すれば比較的簡単に外すことが出来ます。 
 
 治療に関してです。 
 まずはしみる原因をいくつか列記いたします。
 *クラウンが欠けて隙間が出来たためにそこからの刺激でしみている
 *クラウンの縁が歯肉の縁と合っていない。
 *かみ合わせが変化して下の歯と強く当たっている。
 これらのどれに該当するのか見極めてから治療方法を決める必要がございます。
 
 クラウンの欠けや形の問題であれば、クラウンを外して、適合の良い新しいものをお作りすることで解決いたします。
 神経の炎症であれば、クラウンの裏側から穴をあけて神経の治療をすれば収まります。この場合でも必要に応じてクラウンはお作り直しをする必要がございます。
 
 治療法の選択については、ご担当医先生と良くご相談なさって、確定診断を得てから進めていくのがよろしいかと存じます。

 しゅう様の歯のしみる感じのお痛みが良くなって益々笑顔が輝きますように心よりいお祈りいたしております。
 どうぞお大事になさいませ。  石田智子
しゅうさん、こんにちは。

2年前のジルコニアクラウンがしみていらっしゃるということですと、ジルコニアはプレスタイプのセラミックに比べて接着力が弱いため、すでに外れかかっている可能性があります。

外れていなくてもジルコニア用の切削器具がありますので、外すことは可能です。



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