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エック゛さん(宮城県)の相談

カテゴリ:他の治療との比較

初めまして。相談があります。
私は永久歯にはえかわってから元々歯が黄ばんでいていつも歯が気になってマスクをしたり手で口を押さえながら話をしてしまいます。
虫歯もありますが歯医者さんに行くのも恥ずかしく思えてしまい放置したままです。
子供もいますので歯をホワイトニンク゛したいのですが何処の歯医者に行きどの様な方法がありどれ位の料金なのかが全然分かりません。
教えて頂きたいです。

エッグ 様

こんにちは。
歯が黄ばんでいることがコンプレックスになっておられるようで、そのお悩みは如何ばかりかと心中お察し申し上げます。

歯を白くするには、様々な方法があります。簡単に列挙しますと、

1. 歯のクリーニング(通常の歯磨きでは取れない汚れを歯科医院で除去します。)
2. 歯のホワイトニング(漂白剤を用いて白くする。通常外側から白くしますが、場合によっては歯の内側から白くすることもあります。)
3. 歯を削って被せものをして白くする。(ラミネートベニア、ハイブリッドクラウン、オールセラミックスクラウンなど)

1.だけでもそれなりに白くなりますが、生来の黄ばみを白くするには通常2.の方法になります。ホワイトニングにはさらに2通りの方法があり、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングがあります。オフィス〜は歯科医院で漂白剤と専用のライトを用いて白くします。(通常2、3回行う)メリットは短期間でそれなりの効果がでることです。ホーム〜は専用のマウスピースと漂白剤を用いて1日数時間を1〜2週間くらい続けます。メリットは時間をかけてゆっくり白くするのでムラが出にくく白さが長持ちし、オフィスより比較的安価です。
それぞれに長所と短所があります。費用は基本的に自費になるので、歯科医院によってまちまちですが数千円〜数万円といったところでしょうか。

ただし、このホワイトニングにはそれなりに適応症があります。つまり全ての歯を必ず白くできるわけではありません。また、白さも永久に持つわけではなく、必ず後戻りがありますので、白さを保つためには定期的にやる必要があります。ホワイトニングで白くすることができない場合は、3.の方法になりますが、こちらは歯を削る必要があります。ラミネートベニアは比較的削る量は少ないですが、他の被せものはかなり大量に歯を削り、場合によっては歯の神経を取らなければならないこともあります。被せものにもいろいろあって、費用は1本だいたい数万円前後かかります。

エッグ様の場合、永久歯が生えてきたときから黄ばんでいたとのことなので、場合によっては2.のホワイトニングでは白くできない可能性もあります。

いずれにしろ、一度歯科医院に行って歯医者さんに診てもらわないと、どの方法が適切かどうか判断できません。歯が黄色いからといって恥ずかしがることはありません。歯医者さんはどんな歯でも診るのが仕事ですから。また、むし歯を放置することは絶対によくありません。歯の色にかかわらず健康な歯を保つことが一番大切なことです。

むし歯の治療をする場合は(特に前歯)、歯医者さんにホワイトニングする希望があると伝えた方がいいでしょう。そうでないとホワイトニング後の歯の色とむし歯治療の詰め物の色が合わなくなって、また詰め直さないといけなくなる可能性があります。

現在ではたいていの歯科医院でホワイトニングをやっておりますので、少しインターネットなどで調べてみるといろいろあると思います。(料金設定やオフィス〜、ホーム〜など、様々です。)

以上、長くなりましたが、むし歯を放置することだけは良くありませんので、早めに歯科医院を受診することをお勧め致します。
おおざっぱな説明で大変恐縮ですが、ここで書いたことが多少なりともお役に立てれば幸いです。長文失礼致しました。



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