まず自分で治すことが可能かという質問に対してですが私には難しいように思います。
なので５か所の隙間を安く埋める方法についてお答え致します。

安くという事ですので保険の治療範囲で思いつく２つの方法をご紹介致します。
①コンポジットレジン充填による治療
②被せ物による治療
です。

基本的に前歯にほとんど治療の経緯がない場合は①のコンポジットレジンで間を埋める方法を試してみると良いでしょう。
歯と歯の間をペースト状の白い詰めもので埋め、光照射によって固める方法です。
利点は削ったりする量が少ないため一番歯には優しい治療法となります。
欠点は外れてくる可能性は他の方法に比べると高いという事、付け足した部分と元々の歯の間に着色が起こり易かったり、色の統一性に欠ける点でしょう。

②の削って被せる方法ですが、６本の前歯が既に比較的多量に①のコンポジットレジンによる治療が施されている場合や広範囲の虫歯が既にある場合等に有効だと思います。
いわゆる「差し歯」と言われる治療です。
利点は①の治療法よりも外れる心配が少ないこと、色の統一性があることです。
逆に欠点は削る量が多くなることです。

どちらにせよどれくらいの隙間があるのかはわかりませんが歯の位置を変えずに隙間を埋めると幅広くなった感じはするでしょうから、①、②を試す前に歯型をとり模型上でシュミレーションしてもらうのが得策でしょう。
そのシュミレーションした模型を見て納得するのであればどちらか選択されればよいでしょうし、治療してもこんな仕上がりになるなら嫌だと思った場合は多少費用がかかっても矯正などの他の治療法を選択するのがよいでしょう。

長文失礼しましたが納得のいく治療を受けられることを心からお祈り致します。

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