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嵐さんの相談

カテゴリ:出っ歯

審美の治療中の相談

今審美治療の最中です。上の4本、セラミックをかぶせる前の最初の治療で神経をぬいたのですが、抜いた日から一週近く痛みがありそれの痛みが治まってきたら、4本の歯が少し黒くなってきました。大丈夫なんでしょうか?このまま治療を続けていいのか、それとも他のクリニックに変えた方がいいのではないかとすら思ってきてます。

嵐さま

初めまして。神谷町デンタルクリニックの院長 高島 美祐ともうします。

神経の治療の後にお痛み、ご心配のことと存じます。
根の治療を行う際、唾液などの汚染を避けるために(お口の中は、人間の体の中で一番細菌が多いところで、唾液の中にもおびただしい数の細菌が含まれています。)ラバーダムという、神経の管の唾液による感染を避けるための処置を行います。ラバーダムは、ゴムのシートを治療する歯などに金具で引っ掛けるもので、こちらの処置を行った上で、治療する部位を消毒し、根の治療のために一時的に手術室の治療を作り上げます。
神経をとる治療の際、ラバーダムを必ず使用すれば、再感染のリスクは1割程度で、残りの9割は、神経のある歯と同等の寿命で保存できると言われています。

ラバーダムを行った上での神経の治療の痛みの場合、機械的な刺激による一過性のものか、もしくは保険などで決まっている刺激の強いお薬の影響によるものと考えられます。

歯の色が少し黒くなってくるのは、神経のない歯は、時間の経過とともに、神経の生きている歯に比べると暗くなりやすいです。
こちらは、最終的にセラミックをかぶせて行かれる予定なので、セラミックの色をご希望の色にしていただければ、問題なくなるかと思われます。

嵐さまの前歯の痛みが早く落ち着いて、美しい歯を手に入れられますことを、心よりお祈り申し上げます。

くれぐれもお大事になさってくださいませ。


神谷町デンタルクリニック
高島 美祐
嵐様初めまして!アイエスデンタルクリニック院長審美歯科医石田智子です。この度はセラミック治療のために神経を小貫になったとのこと、お痛みや色の件、ご心配ですね。お気持ちをお察しいたします。

 神経を抜いた後のお痛みですが、根の状態や神経の状態によってはお痛みが少し続くことがあります。また、神経を抜いた歯で硬いものなどを咬んでしまった場合などはお痛みが出やすいです。ですので、1,2週間でしたら、お痛みが残ること自体には問題は無いかと思われます。
 しかしながら、神経の取り残しなどがあってもお痛みが出る場合があります。神経の治療の良し悪しはレントゲンによって判断出来ます。

 歯の色が黒くなってきた とのことですが、神経を取った歯の色は、ほとんどの場合だんだん黒くなってまいります。黒くなる速度には個人差があり、数日で色が変わってくることもあれば、数年かかって少しずつ黒くなってくることもあります。
ですので、黒くなること自体は異常ではないと思います。

 神経の治療はとても繊細ですし、セラミックを被せる大事な歯ですから、まずは気になる点を担当の先生にご相談なさってみてはいかがでしょうか?
 もしご相談なさっても不安が消えない場合は、他院でセカンドオピニオンをいただいても良いと思います。
 
 いずれにしましても。嵐様はまだ21歳でこれから長い人生を共にする大切な前歯ですから、歯科医と良く相談なさってベストな方法を選ぶのがよろしいかと思います。
 どうぞお大事になさいませ。       石田智子
 



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