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歯がないとどうなるの?歯をうしなった時のお口の中と治療法

2018.07.19

歯を失ってそのままにしておくと、歯のすき間が広がって噛む力が低下したり、歯垢が溜まって虫歯になりやすい口内環境になります。それだけでなく、歯を失ったままにしておくと下記のような弊害が起こる場合があります。

STEP4:歯茎の位置が下がってくる

歯を失って、歯茎の中にある骨の量が少なくなると、歯茎が小さくなったように見えます。歯を支えていた骨は、噛む時の圧力がかからないと痩せていってしまうのです。この現象は、歯周病の進行や長期的に合わない入れ歯を使用することでも起こります。

STEP1:対合の歯が伸びてくる

歯がないスペースへ向かって噛み合う歯が伸びる

失った歯と噛み合っていた歯が、噛み合う歯がないために、徐々に伸びてきてしまいます。

STEP2:両隣の歯が動いて傾いてくる

歯がないスペースへ向かって隣の歯が傾く

失った歯の両隣の歯が、歯が無い方向に徐々に傾いてきます。長期間放置していると、歯列全体にズレが生じてきます。

STEP3:噛み合わせが狂ってくる

失った歯の周辺の歯が移動することにより、噛み合わせがずれてきます。失った本数が多い場合には、うまく噛めないので片方の歯でばかりで噛み、噛み合わせのバランスが崩れます。噛み合わせのずれは、顎関節症、肩こりや頭痛、身体のゆがみなどを引き起こす原因にもなります。

STEP5:審美的な問題がでてくる

奥歯の欠損は、頬のラインや顎のラインが内側に寄り、時間が経つと歯茎がやせるので、頬がこけて見えたり顎がたるんで見えたりします。また、前歯の場合は口元にシワが寄りやすくなります。

歯を失ったときの治療法とは?

歯を失ったときの治療法として、下記の3つが挙げられます。
ブリッジ (保険治療が可能)
入れ歯 (保険治療が可能)
・インプラント (保険外診療)

治療費だけで治療法を選択するのではなく、「患者様のお口の状態に適した治療法」、「将来を見据えた治療法」を選択することが、お口全体の長期的な健康につながります。