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ステインなんて怖くない!歯を白くする6の方法

2018.07.17

「歯の変色が気になる」「歯が黄ばんできた」「歯が黒ずんできた」など、自分の歯(被せ物を入れていない歯)の色で悩まれている方が、白くするにはどのような方法があるのでしょうか?症状別に受けられる治療方法についてご紹介します。

自分の歯の色を変える治療には、メリットやデメリット、リスクがあります。どの治療方法が適しているか、担当医とよく相談して決めましょう。

ステイン(着色)が気になる方

コーヒー、紅茶、烏龍茶、ワイン、カレーのような飲食物、または、喫煙を好まれる方は、歯の表面にステインがつきやすくなります。ステインが付いてしまった歯は黒ずんで見えますが、下記の方法で汚れを落とすと、歯本来の白さを取り戻すことができます。

PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)
フッ素が配合されたジェルやペーストを用いて、歯の表面の着色や歯垢、歯と歯茎の間に溜まっている汚れなどを、機械や器具で磨いて取り除く治療法です。歯の表面を磨いて滑らかにするため、汚れが再び付きにくい効果もあります。
PMTC(クリーニング)とは

クリーニング
歯の表面にこびりついた着色汚れを、専用の機械や器具で取り除く治療法です。用いる機器はお口の状態によって様々で、機械の振動で落とす「超音波スケーラー、またはエアスケーラー」や、微細なパウダーと水と空気などを噴射して落とす「ジェットポリッシュ」などがあります。
ティースクリーニング

自分の歯の色を変えたい方

生まれつき黄や灰の色味が強かったり、飲食や喫煙、加齢などで着色したりした歯を白くするには、歯を削らずに行う方法と、削って行う方法があります。

[歯を削らずに色を変える方法]
ホワイトニング
専用の薬剤の作用で歯を漂泊させる治療法です。ホワイトニングには、歯科医院で受けるオフィスホワイトニングと、自宅にて自分自身で行うホームホワイトニングの2つの方法があります。ホワイトニングは、白さの予測や調整をすることは難しく、思うような白さにならないこともあります。具体的な色の希望がある場合は、下記の「歯を削って色を変える方法」をご覧ください。また、テトラサイクリンの影響で変色している方や、重度の知覚過敏がある方は、ホワイトニングが適さないと診断されることもあります。お口の状態を把握している歯科医師とよくご相談ください
ホワイトニングってなに?

マニキュア
歯の表面を白い材料でコーティングし、歯を白く見せる方法です。使用する材料は歯科医院によって異なり、効果が数日のものもあれば、数年のものもあります。
歯のマニキュア

[歯を削って色を変える方法]
ラミネートベニア
歯の表面を薄く削り、セラミック、またはハイブリッドセラミックからなる薄片(つけ爪のようなもの)を接着する治療法です。主に前歯に行われる治療で、自分の歯を最小限に削り、歯の色だけでなく形も少し変えることができます。ただし、お口の状態によっては治療が受けられないこともあります。

クラウン治療
歯冠(歯茎から上の部分)を削って、すっぽりと被せ物で覆う治療法です。保険診療のクラウン治療を受けると、素材がプラスチックのものとなり、選択できる色は限られてしまいます。自由診療のクラウン治療では、オールセラミックやハイブリッドセラミックなどを選択でき、自分の思うような白さを再現することができます。また、セラミックは着色や汚れが付きにくい特性があり、ほとんど変色することなくその白さを保つことができます。
歯を白くする(ラミネートべニアセラミッククラウン)