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wanさんの相談

カテゴリ:その他

歯並びを良くしたいのですが、保険で治せますか?

  • 投稿者 wan さん [25才 男性 会社員] 2015/07/11/ 22:22
  • カテゴリー 歯並びを良くしたい その他 治療前
  • お悩みの歯 上あご右1番 上あご右2番 上あご右3番 上あご左1番 上あご左2番 上あご左3番 下あご右1番 下あご右2番 下あご右3番 下あご左1番 下あご左2番 下あご左3番

歯科医院で歯並びの相談をしたところ、歯の並びを良くできる方向に歯を削って土台作りをして作り物の白い歯を被せるか、歯の方向があまりにも悪ければ、神経を抜いて金属で良い方向へ向けた歯の土台を作って作り物の歯を被せるという方法を提案されましたが、1本6万弱かかると言われました。
作り物の歯は白いものになりますが、この治療を、保険適用の白い歯で治療をすることは出来るでしょうか?

※規約に基づき一部内容を修正・割愛しました(運営部)

wan様こんにちは!表参道の審美歯科アイエスデンタルクリニック院長石田智子でございます。
前歯の歯並びが気になるとのこと、削って治すことをお考えなのですね。色々悩みのご様子、お気持ちお察しいたします。

保険適応の白い歯を被せて審美的に歯並びを治す治療が可能かというご質問ですが、金属の土台を入れてプラスチックの歯を被せて治すことは可能でございます。

しかしながら、保険の金属の土台は主に銀で出来ており、経年劣化により歯肉が黒ずんでくることが多く、現在あまり使われておりません。特に前歯の場合は、歯肉も良く見えるところですから、歯並びが綺麗に整っていても歯肉が黒くなってしまうととても残念です。
また、上にかぶせるプラスチックのクラウンは、素材の関係で数年で黄ばみが出てきてしまいます。
これは、冠の表面にはブラッシング時に無数の傷がついてしまい、そこにステインなどが付きやすくなるためです。ブラッシング時に圧などによっても傷のつき具合は違うと思いますが、いずれにしましても素材の関係で、クラウンそのものの色は変わってきてしまいます。
さらに、今回は歯並びを大きく変える治療ですので、保険のクラウンですと、適合の関係で外れやすかったり壊れやすかったりとする可能性が大きいです。

以上の理由により、歯並びを治す審美治療に、保険の素材はあまり適していないのですが、歯並びを変える程度によっては神経も温存出来て保険のものでも長持ちする場合もございます。
歯科医によくご相談なさることをお勧めいたします。
 どうぞお大事になさいませ。
 石田智子
wanさん、こんにちは。

歯並びを治すための治療は、作製された差し歯が保険の材料を使用していても保険で行うことはできません。すべて自費治療になります。

歯並びだけでしたら、まずは矯正治療を考えてみてはいかがでしょうか。



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