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歯を白くしたい > 神経のない歯(富山県 25歳 男性 フリーターのQ &A)

カテゴリ:歯を白くしたい > 神経のない歯

虫歯の治療後、歯が段々と変色してしまって、歯の中が腐っていると言われました。
薬を詰めてもらいましたが、歯の色は良くならず…抜かずに歯を白くする方法はないでしょうか?
3年前ほどに前歯の一本が虫歯になり治療してもらったんですけど、1年半前からだんだんと歯が変色してしまいました。
医師に見てもらったら歯の中が腐ってると言われ薬を詰め込んでくれました。それでも変色した歯は変わらず、とてもかっこ悪いです。
医師は差し歯にしたらいいですよ!と言ってるんですけど、出来れば抜かずになんとかしたいです。
いい方法はありませんか?

[富山県 25歳 男性 フリーター]

歯を白くしたい > 神経のない歯

変色した歯の歯肉から上の部分(歯冠部)がほとんど残っていれば、歯を漂白する方法があります。過ホウ酸ナトリウムと過酸化水素を混ぜた薬剤を用いて漂白を行った後、欠損した部分を歯と同色の合成樹脂で修復します。無髄歯(神経のない歯)のこれらの処置は保険診療で可能です。

歯冠部のう蝕が大きい場合は健康な歯質をなるべく残し、支台築造を行い合成樹脂やセラミックスなどを用いたクラウンで被覆して直します。
生活歯(神経のある歯)のホワイトニングもそうですが、この漂白法も後戻りをしてまた変色してくることがあります。被覆して治すことはいつでも出来ますので、担当の先生と良く相談して治療してください。

無髄歯(神経を抜いた歯)は時間が経つと変色してもろくなり歯冠や歯根の破折や、被覆してもクラウンとの境目の黒ずみなどのトラブルもおこりやすくなりますので、予防に十分注意して他の歯の健康を保つようにしましょう。