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矯正を始める前に歯茎を切開されて永久歯を抜かれ左右対象ではないのですが、歯が足りない状態で通常通りつめてしまうものなんでしょうか?
矯正を始める前に歯茎を切開され永久歯を抜かれていて、前歯の隣の歯が1本ありません。(生えてこないだか、生えてきてもつかえない歯だとかで。)左右対象ではないのです。それで矯正されてる時からずっと疑問だったんですが、普通足りない状態で通常通りつめてしまうものなんでしょうか?
最終的に矯正の治療が終了しても左右アンバランスだと思うんです。「このまま治療を続けても貴重な受験勉強の時間と無駄な費用だけがかかってダメだ」と思い、やめてしまったわけなんですが、完璧な歯じゃないので気にいらず思いっきり笑えません。
前歯だけでいいので綺麗にしたのですが、綺麗な歯になれるんでしょうか?
でも矯正はあまり気がすすみません。他にいい治療法はありますか?

[東京都 18歳 女性 学生]

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最初の疑問からお答えいたします。
歯が1本足りない状態でも、矯正治療では必ず歯をつめて隙間を埋めます。もちろん左右のバランスは十分考慮して、前歯2本の真ん中の位置はずらさずに、3番目の歯を前に移動するようにします(そこらへんは矯正の先生の方が的確にご説明してくださると思います)。確かに2番目が1本無いのはバランスがとりにくいですが、矯正治療でおそらく普通に見たら分からないくらいにはなると思います。
次のご質問のお答えです。
矯正以外の治療方法ですが、保険と自費どちらでもよければ比較的たくさんの選択肢があります。両隣りの歯を削りたくない場合は自費のインプラントがよいと思います。ただし、歯の間が狭いと物理的に不可能な場合があるので、十分な精査が必要です。少しだけ歯を削りますが、取り外しの義歯(いわゆる入れ歯です)という方法もあります。これは保険でも自費でもどちらでも出来ます。自費の義歯には、違和感の少ない金属の義歯と、全く金属を使用しない新素材の義歯があります。両隣りの歯を削ってもよいのであれば、ブリッジという方法もあります。無い歯も含めた3本分の差し歯と思っていただけるとよいでしょう。これには保険のものと自費のものがあります。素材も値段も全く違うので、歯科医院で相談してみてください。
以上がとても簡単ですが矯正以外の主な治療です。それぞれ長所と短所がありますので、金額的なことも含めてよくご検討されたほうがよいと思います。そして、納得された上で治療を受けたほうがよいと思います。必ずあなたに合ったよい治療方法が見つかると思いますよ。