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行っている歯科医院では5本の歯をセラミックのブリッジにすることを進められました。
セラミックにもいくつか種類があるようですが、違いが解りません。
私は数年前に前歯の真ん中の歯を抜いてしまい、今は一本入れ歯をしています。入れ歯の金具などの悪影響で両側の歯も虫歯になり、さらにそこから糸切り歯まで計5本がダメになっていると診断されました。行っている歯科医院では5本の歯をセラミックのブリッジにすることを進められました。金銭的にインプラントはできないので考慮からはずすとして、この治療方法が最良と言えるのかよく解りません。セラミックにもいくつか種類があるようですが、違いが解りません。教えて下さい。

[東京都 23歳 女性 OL]

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ご質問では、真ん中の歯が一本欠損しているとのことですが、通常は両隣の歯を土台(支台)としたブリッジにします。う蝕の状態を診ていませんので、はっきりしたことは言えませんが、支台の隣の歯がう蝕だからという理由でブリッジにつなぐ必要はありません。
ただし、支台となる歯の歯根の骨(歯槽骨)に埋まっている面積が少ない時はつなぎます。
質問文から推察しますと、支台以外の歯のう蝕はご自分でも気がつかないような大きさに思えますので、一本一本単独に治療していただいたらいかがでしょうか。歯の三分の一以下のう蝕であればコンボジットレジン充填(保険適応)で対応出来ると思います。
もし、将来変色や一部破折しても単独で処置出来ますので。
時々、患者さまから「前歯を被覆するとき一、二本では色を合わせるのが難しいと言われたのですが」と質問を良く受けますが、複雑な色でも技術的には問題はありません。
ブリッジの方法としては、金属のフレームに歯の色に合わせた硬質レジン(保険適応)、ハイブリッドセラミックス(硬質レジンとセラミックスとの中間的な材料)、セラミックスを組み合わせたものが一般的です。
欠損が一本であればオールセラミックスやハイブリッドセラミックス(ファイバーで補強)でも可能です。(連続で二本以上の欠損したケースでは、強度的に問題があります。)
自費診療の治療費は医院により異なります。
どのように治療するか、担当の先生に十分な説明を受け、納得した上で診療を受けて下さい。