キレイな歯のために

生まれつき黄ばんでる歯を白くすることはできる?黄ばみの原因と対処法

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ワインやコーヒー、カレーなど歯への着色が強い食べ物や飲み物はあまり飲食しないし、喫煙の習慣もないのに歯の黄ばみが気になる・・・これって生まれつきの歯の色が黄色っぽいの?とお悩みの方に、生まれつきの歯の色をホワイトニングで白くすることができるかどうか、なぜ歯が黄ばんでしまうのかなど原因と対処法を詳しく解説します!

生まれつき歯の色が黄ばんでいる・・・その原因と対処法は?

歯の色の見え方

無題の図形描画 (3)

 

歯の色の見え方は、歯の表面にあるエナメル質の状態によって左右されます。

日本人の歯は欧米人の歯と比べて、歯の最も表面にある白くて硬いエナメル質が薄いことが知られています。そのため、その内側にある黄色みを帯びた象牙質の色が透けやすく、歯が黄色く見える傾向が強くなります。
エナメル質が分厚くなると、それだけ象牙質の色が透けにくくなり、白い歯に見えるのです。

元の歯が白くない原因は?

遺伝や、服用した薬が原因で歯が変色してしまうこともありますが、日々の食生活などで歯に着色汚れが付いてくると段々と歯は黄ばんできます。その場合、歯の表面に付着した汚れを取り除けば、自分の本来の歯の色になることが多いです。

こういった着色汚れによる歯の色の変化ではなく、体毛が濃いとか皮膚の色が白いなどのように、遺伝で元の歯の色が黄色っぽいという方はもちろんいます。
遺伝の原因の一つとして代表的なのは、歯の表面のエナメル質がうまく形成できなかった「エナメル質形成不全症」という先天性異常です。

歯のエナメル質が作られる段階で、何かしらの要因があってエナメル質形成にトラブルがあると、歯に変色が現れやすくなります。エナメル質形成不全症の場合、全体的に変色がある人もいれば部分的に色が変わる人もいるようです。

薬剤による歯の変色の原因としては、テトラサイクリン系抗生物質による歯の変色などもあります。
これは、歯が形成される時期にテトラサイクリン系抗生物質を服用することによって起きてしまう歯の変色です。変色の程度には個人差がありますが、黄色だけでなくグレー系に変色したり、歯に縞模様のような変色が起きることもあります。口の中に生えてくる歯の冠(歯冠)の形成が完了するのが、おおよそ9歳なので、8歳未満の子供へのテトラサイクリン系抗生物質の処方は原則行われていません。

また、生まれつきではありませんが、歯の神経を取り除いた場合に歯の色が徐々に変色していくことがあります。

 

↓↓こちら↓↓の記事もご参考に☆

【審美歯科ネット】歯の色と変色の原因 -薬物による変色-

ホワイトニングはできるの?

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歯医者さんのオフィスホワイトニングでは、過酸化水素が含まれる薬剤を歯に塗ってライトを照射し、薬剤の化学反応を促進して歯を漂白し、歯の色を明るくしていきます。

 

この薬剤はエナメル質に作用しますので、表面的なものではなく歯そのもの自体を白くしていくことができます。

ただし、エナメル質形成不全症やテトラサイクリン系抗生物質による歯の変色などの場合は、必ずしも白くできるとは限りません。

状態によってはホワイトニング治療である程度白くすることは可能ですが、それだけで自然な白い歯にするのは難しいこともあります。
また、色にムラのある状態の場合、ホワイトニングによって白い部分だけがより白くなり、色の差がはっきりしてしまうケースもあります。

オフィスホワイトニングだけで歯を白くできない場合は、歯の表面に薄いセラミックを被せるラミネートベニアや、コンポジットレジンという歯科治療専用のプラスチックを用いた治療により、歯の色や見た目を改善するという方法があります。

もしくは、歯の神経の管の中にホワイトニングの薬剤を入れて白くするウォーキングブリーチという方法もありますが、歯の神経がなくなってしまうので、あまりおすすめはできません。

しかし、既に虫歯や根の先の病巣の治療によって神経を取り除いた歯(失活歯)の場合は、ウォーキングブリーチ法によって歯を白くすることは効果的です。

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また、歯の表面の汚れを落として、自分の歯を本来の色にしたい場合は、市販のホワイトニング歯磨き粉によって歯の表面のステインを除去することで歯を白くできる場合があります。

自分の本来の歯の色以上に白くはなりませんが、表面の汚れを落とすことで白さを取り戻すことができます。
ホワイトニング歯磨き粉は研磨剤が多く含まれているものが多いので長期間使用したり、強い力で歯を磨いてしまうと、エナメル質に傷をつけてしまい、知覚過敏の原因になることもありますので注意してください。

 

黄ばみの原因がわからなかったら歯医者さんに相談するのがベスト

歯の変色の原因によっては、ホワイトニング歯磨き粉などのセルフケアだけでは思うような効果を得られないこともあります。

そんな時は、自分の歯の黄ばみや変色の原因を一人で解決しようとせず、歯医者さんに相談してみましょう。

歯医者さんはあなたの歯の黄ばみの原因を探って、それに合った適切な治療方法をアドバイスしてくれるはずです。意外と早くお悩みが解決できるかもしれません。

※治療結果は患者さんによって個人差があります。

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