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日本人の平均的な歯の色と変色の原因

日本人の平均的な歯の色と変色の原因

歯の色は自分から見た色と他人から見た色では違いがあります。歯の色の意識というものは、「自分で見たときに似合うとイメージする色」と「他人が似合うとイメージする色」では、自分で選ぶ時の方が白いものを選択してしまう傾向にあります。 歯の色の選ぶ基準表となる、「シェードガイド」と呼ばれるものがあります。歯医者さんで歯を白くする際に、このシェードガイドで自分の歯と照らし合わせながら色を決めていきます。歯医者さんとしっかり相談して色を決めていきましょう。

シェードガイド
B1,A1 白い歯と認識される色 白い歯と認識される色
A3,A3.5,B3 日本人の平均的な歯の色 日本人の平均的な歯の色
A系統 赤茶色系統の歯 赤茶色系統の歯
B系統 黄灰色系統の歯 黄灰色系統の歯
C系統 灰色系統の歯 灰色系統の歯

歯の色の系統、明るさ

歯の色は基本的に「赤茶系統のA」、「赤黄色系統のB」、「灰色系統色C」、「赤灰系統のD」の4つの系統に分かれていています。その中の1?4の数字で数が小さいほどその色味が弱く、明るくなっています。
A系統に該当する方が多く、日本人の歯の色は黄色みが強いため、A3?A3.5,B3あたりが平均的な歯の色になっています。
最も白く見える色は赤黄系統のB1、次いで赤茶系統のA1となっています。このあたりの色は周りから「白い歯」と認識されます。

人間の歯の色について

人間の歯の色について

人の歯の色は透明度があるエナメル質の下にある不透明で黄色の象牙質が大きく影響してきています。奥歯や前歯など、歯の場所によりエナメル質や象牙質の厚さは異なり、色も歯の切縁や歯頚部で異なっています。写真は奥歯の断面図です。

歯の構造と色には関係があります

歯の構造と色には関係があります

審美歯科治療では、歯を白くする治療方法としてホワイトニングやクリーニング、セラミック治療など様々な治療方法がありますが、歯はどうして変色するのでしょうか。

歯の構造は右の図のように、いちばん外側をエナメル質がおおっており、その内側に象牙質、さらに中心部には神経や血管が通る歯髄があります。エナメル質は半透明の硬い組織で、象牙質は黄褐色の組織です。

象牙質は一般的に淡い黄色をしているので、エナメル質を通して象牙質の色が透けて黄色く見えたり、エナメル質の表面の凹凸によって光を乱反射することで白っぽく見えたりします。

また、個人差はありますが、欧米人などに比べ日本人はエナメル質が薄いと言われています。

変色の種類

もともとの歯の色については、上で述べたような理由で歯の色の見え方が違ってきますが、歯の変色についての原因は大きく分けると、外因性のもの(喫煙や飲食物による着色、虫歯など)と内因性のもの(投薬や加齢、神経を抜いた場合など)に分けられます。

外因性のもの

  • 喫煙や飲食物によって、汚れが表面に付着
    カレーやコーヒー、赤ワインやチョコレートなど日常的に口にするものでも色素が歯の表面に付着して変色してしまいます。
  • 虫歯
    初期虫歯は白くにごった色で、さらに進行すると茶褐色や黒っぽくなっていきます。
  • 詰め物や、被せ物の変色による変色
    虫歯の治療で詰めた金属が原因で、歯が黒っぽくなることがあります。

内因性のもの

  • 抗生物質(テトラサイクリン)
    歯の形成期にテトラサイクリンという抗生物質を服用すると象牙質の変色が起こります。
  • 加齢による黄ばみ
    年とともに象牙質の色が濃くなることと、食事などによってエナメル質が薄くなり、歯が黄ばんで見えるようになってきます。
  • 神経を取った後の変色
    神経の取り残し等で、その取り残した神経が腐って変色をおこします。
  • フッ素によるもの
    高濃度のフッ素により、軽度の場合では歯に白斑ができたり、重度の場合は黒褐色に着色します。

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  • 大多良 俊光 院長先生(青山通り表参道歯科クリニック)に一日密着取材

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