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歯科の公的医療保険で行う治療と、保険外の治療って?

歯科での被せ物や詰め物、差し歯の治療は、公的医療保険と自由診療(保険外)ではいったい何が違うのでしょうか?治療の違いやどんな素材を使用するのか、今回はまとめてご紹介します。

「公的医療保険」ってなんだろう?

ラミネートベニアの図

日本は国民皆保険制度により、公的医療保険に加入しなければいけない仕組みになっています。公的医療保険に加入すると病気やケガをしたときに、かかる費用などの一部を負担するだけで治療を受けることができます。負担する金額は年齢や所得により下記のように決められています。

義務教育就学前まで : 2割負担
6歳から69歳まで : 3割負担
70歳から74歳まで : 2割負担 ※所得により3割負担となる場合があります。
75歳以上 : 1割負担 ※所得により2割負担となる場合があります。

参照 : 厚生労働省HP http://www.mhlw.go.jp/bunya/shakaihosho/iryouseido01/info02d-37.html

一方、 自費で受ける治療である自由診療は、歯科医院によって決められた価格を全額自己負担で支払います。そのため、高額になってしまう場合があります。

治療費と医療費控除

「自由診療で治療を受けたいけれど、高額になってしまって金銭面で悩んでいる…」

そんな方は「医療費控除」が適用できます。医療費控除を受けるには条件が必要ですが、一定の治療費を超えた場合に一定の金額の所得控除を受けることができます。

詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
⇒治療の前に知っておきたい!医療費控除

治療はどんな違いがあるの?

公的医療保険と自由診療の治療では、使用する素材や機器、治療にかける時間などが異なります。

公的医療保険で受ける治療の特徴

・治療費の一部負担なので比較的費用を抑えられる
・治療に多くの時間をかけることが難しい場合がある
・治療の手順に規則がある
・決められている素材や機器で治療を行う

自由診療で受ける治療の特徴

・全額を負担するので、費用が高額になりがちである
・時間をかけてじっくり治療ができる
・使用する機器や素材に指定や制限がない

主に上記のような特徴があります。歯科における治療の例としては、「お口の型どり材の素材」や、「ブリッジをするときに土台にできる歯の数」などが例にあげられます。

被せ物や詰め物の素材の違い

歯を治療した後に被せたり、詰めたりする素材にはどのような違いがあるのでしょうか?
前歯と奥歯でそれぞれ表にまとめてみました。

前歯の公的医療保険と自由診療のちがい

ラミネートベニアの図

※前歯は上下顎の犬歯から犬歯までを指します。

奥歯の公的医療保険と自由診療のちがい

ラミネートベニアの図

※奥歯は上下顎の小臼歯から大臼歯までを指します。

公的医療保険では素材が制限されているため、前歯ならば硬質レジン前装冠(銀歯にレジンが貼り付けられたもの)やレジン(歯科用の白いプラスチック)の詰め物になります。
奥歯ならば銀歯しか選択できませんでしたが、2014年度より、条件付きでハイブリッドセラミックという、レジンとセラミックが混ざっている素材も選択できるようになりました。そのため、公的医療保険でも白い奥歯を選択できる歯科医院もあります。
自由診療となると素材に制限がなくなるため、前歯・奥歯共にセラミック素材やゴールドなどで作ることができます。

素材をもっと詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。
硬質レジン前装冠とメタルボンドクラウン
ハイブリットセラミックとオールセラミック

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  • 大多良 俊光 院長先生(青山通り表参道歯科クリニック)に一日密着取材

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