ホワイトニングの痛みや費用、疑問を解決!よくあるQ&A

「ホワイトニングをしてみたいけど、もっと詳しく知りたい!」という方のために、ここではホワイトニングに関するよくある質問についてお答えします。

ぜひ参考にしてみてください!

08_ホワイトニングのQ&A

ホワイトニングのQ&A

Q1.ホワイトニングは安全ですか?

A.ホワイトニングで知覚過敏が起きた、痛みが強かったなど不安になる感想を目にすることもあるかもしれません。
歯科医院で行うホワイトニングは、国によって定められた安全に使うことのできる薬剤の濃度を守って行うため、歯科医師・歯科衛生士の説明をよく聞き、使用方法を守ることで安全に行うことができます

歯科医院にて歯科医師または歯科衛生士が施術を行うオフィスホワイトニングでは、過酸化水素と呼ばれる成分でエナメル質を漂白し、ホームホワイトニングと呼ばれる自宅でマウスピースに薬剤を入れてホワイトニングする方法では、過酸化尿素といわれる成分を使用してエナメル質を漂白して白くします。
歯を漂白する作用によって神経が刺激されることで一時的に知覚過敏の症状が出ることがありますが、数日~数週間程度で収まります。

オフィスホワイトニングで使う過酸化水素の濃度は35%、ホームホワイトニングで使う過酸化尿素の濃度は10~20%です。
厚生労働省で認可されているホームホワイトニングの薬剤の濃度は10%までです。
海外製品で濃度が高い薬剤など、個人で購入できますが、高い濃度の薬剤は歯を傷付ける、副作用が起こる可能性があります。安全に使うためには、歯科医院で処方された濃度を使用しましょう。

 

Q2.年齢制限はありますか?

A.歯科ホワイトニングの対象年齢は特に明確にはされておりません。

しかし、14歳未満のお子さまは、体だけでなく歯もまだ成長過程にあり、ホワイトニングの薬剤によって何らかの影響を受けやすいと考えられます。

特に未就学児は、ほとんどのお子さまが乳歯であり、今後生えてくる永久歯に何らかの影響を及ぼす可能性があります。永久歯が一生使う大切な歯であることを考え、ホワイトニングを行わない歯科医院が多いようです。

エナメル質が完全に形成されてからという理由から18歳未満のホワイトニングは行わないこともあるようです。
お子さまの歯の色が気になる場合は、まず歯科医院に相談してみましょう。

 

Q3.妊娠中にホワイトニングはできますか?

A.ホワイトニングに使用する薬剤は安全ですが、妊娠中に使用しても安全かどうかは確立されていません。そのため、ホワイトニングを行わない歯科医院が多いようです。

妊娠・授乳中はユニットに長時間座り続けることや、いつもとは違う刺激を与えることが、妊娠・授乳中の体に負担をかける場合もありますので、不要不急の治療は控えましょう。

 

Q4.痛みはありますか?

A.オフィスホワイトニングは、歯に専用の薬剤を塗布し、レーザーや光を当てて薬剤の化学反応を促進して歯を白くする方法が一般的です。ホームホワイトニングに比べて、1度の施術で短時間で歯を白くすることができます。(※治療結果は患者さんによって個人差があります。)

オフィスホワイトニングの場合、高濃度の過酸化水素を使用するので、ホワイトニングを行ったその日に施術前よりも歯が白くなるのが分かります。エナメル質の厚みや歯に亀裂が入っている場合には知覚過敏などによって痛みが出たり、しみたりすることもあります。

ホームホワイトニングは、自宅にて、個人の歯形に合わせて作成したマウスピースにホワイトニングジェルを入れ装着し、歯を白くしていく方法です。

オフィスホワイトニングに比べて低濃度の薬剤の使用することにより知覚過敏のような症状が比較的出にくいとされています。

Q5.歯周病でもホワイトニングはできますか?

A.軽度の歯周病であれば問題ないでしょう。
中度~重度の歯周病の場合は、歯茎に薬剤がしみる、歯の根に薬剤がついてしみる、歯茎からの出血で薬剤が薄まって効果が半減してしまうなどの可能性があります。
また、歯肉が腫れていると薬剤が塗布できない部分ができてしまいます。
歯周病の治療を先に行い、歯茎の炎症が治まってからホワイトニングを行うことで、歯の全体をホワイトニングすることができるため、ホワイトニングより先に歯周病治療を行うことをおすすめします。

Q6.歯の色はどのくらい白くなりますか?

個人差がありますが、平均的にオフィスホワイトニングでは2~4段階程度、ホームホワイトニングではお好みの白さになるまで続けることができるといわれています。
一度で希望の白さにならなかった場合は、繰り返しホワイトニングを行うことで希望の色に近付けることができます。
歯科医院にはシェードガイドと呼ばれる歯の色の見本がありますので、ホワイトニング治療を受ける前に希望の色を確認し、歯科医師・歯科衛生士に伝えてみましょう。
治療前後の歯の色を写真に撮っておくことで色の変化を明確に感じられるかもしれません。

また、歯が作られる時期にテトラサイクリン系抗生物質を服用したことによるテトラサイクリン歯はホワイトニングでは白くならない可能性があります。
他にも、歯の神経を取る治療を受けた歯や歯の根、詰め物・被せ物の色は通常のホワイトニングでは白くできません。

Q7.差し歯は白くなりますか?

差し歯を白くすることはできません。

差し歯やセラミックは周りの歯の色に合わせて作成するため、ホワイトニングで周りの歯を白くすると、色の差が出てしまいます。
ホワイトニングを希望する方は、虫歯の治療で白い被せ物を作る前に歯科医師に伝えましょう

既に入っている被せ物とホワイトニング後の歯の色の差が気になる方は、白くなった歯の色に合わせて差し歯やセラミックを入れ直すこともできます。
費用の面などでそれが難しいという方は、特殊な白い樹脂を塗って白くする歯のマニキュアを行うこともできます。

 

Q8.白さはどのくらい続きますか?

平均的に、オフィスホワイトニングは3~6ヵ月程度、ホームホワイトニングでは6~12ヵ月程度といわれています。
ホームホワイトニングは希望の歯の色になった後、色が気になってきたら再度ホワイトニングを行うことで白い歯を継続的に保つことができます。

オフィスホワイトニングを長持ちさせたい方は、オフィスホワイトニングで希望の白さにした後、ホームホワイトニングを併用する「デュアルホワイトニング」を行うことで後戻りを防ぐことができます。

Q9.費用はどのくらいかかりますか?

A.
オフィスホワイトニング
15,000円~70,000円程度 / 上下前歯6本ずつ

ホームホワイトニング
15,000円~40,000円程度 / 片顎

デュアルホワイトニング
40,000円~60,000円程度 / 片顎

※国内40件の歯科医院平均価格(2020年7月30日時点)
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Q10.ホワイトニングのあと気を付けたほうがいいことはありますか?

A.ホワイトニングの処置を行ったあとは、歯の表面を覆っている「ペリクル」という膜がなくなります。そのため歯が無防備な状態となり、着色がしやすくなります。
ペリクルは24時間程度で再度歯を覆います。
ホワイトニング後24時間は色の濃い飲食物の摂取や喫煙を避け、口紅やお化粧品が歯に付かないように注意してください。
また、歯が無防備な状態のため、研磨剤の入った歯磨き粉を使用しての歯磨きを避けることで知覚過敏を予防できます。

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