審美治療の理解と普及を目的としたポータルサイトです

審美歯科ネットは審美歯科治療の理解と普及を目的としたポータルサイトです

【歯の色特集】歯が茶色に?黄ばみや色素沈着の原因とは

2019.06.05
日本人の平均的な歯の色と変色の原因

「最近歯の色が黄ばんできたかも?」生まれつき肌の色が白かったり地黒だったりするように、歯の色も人それぞれ違いがあります。そして、老化により歯の色も徐々に変化していくのです。歯の黄ばみが気になる方、白い歯をキープしたい方、歯の色と変色の原因について学んでいきましょう。

加齢によって歯の色が茶色く変化することがある

「最近歯の色が濃くなってきたかもしれない…。」

きちんと毎日歯磨きをしているはずなのに、歯が黄ばんできたという経験はありませんか?これは加齢が原因でエナメル質が薄くなっている可能性があります。
長年食べ物を噛んだり、すりつぶしたり、歯ブラシでゴシゴシ磨くことでエナメル質がすり減ります。また、象牙質には加齢とともに色が濃くなる傾向があります。エナメル質がすり減ったことにより内側の象牙質の色が目立ち、歯が汚れて黄ばんで見えてくるのです。

歯の変色や色素沈着の原因となるもの

歯の変色は内側からくる変色の内因性のものと、汚れの付着(色素沈着)や蓄積によって変色する外因性のものの2種類に分類されます。

内因性からくる変色

・抗生物質(テトラサイクリン)…幼い頃などに抗生物質を飲んでいた場合など、歯に影響が出てしまっている状態です。グレーや赤茶色の縞模様が特徴です。
・神経の壊死…ぶつけたり、虫歯が進行したり、なんらかの影響で歯の中にある神経が死んでしまっている状態です。歯の色がグレーに変色していることが多いです。
・加齢による変色…エナメル質が薄くなり、象牙質が目立ってしまっている状態です。黄色~オレンジっぽい色味が特徴です。

外因性からくる変色(色素沈着)

・タバコのヤニ、コーヒーやお茶…嗜好品などで起こる着色です。オレンジや濃い茶色に変色しやすいです。
・虫歯…虫歯の影響による変色です。はじめは白く濁った色に変色してしまいます。さらに進行すると茶褐色や黒っぽくなっていきます。
・金属の詰め物など…歯に詰めた金属が原因で歯が黒っぽくなることがあります。

そもそもなんで?歯の色が茶色(黄色)っぽく見える理由

奥歯の歯の断面図

人の歯は、透明感があるエナメル質があり、その下に淡い黄色の象牙質が存在しています。そのため、場所によってエナメル質を通して象牙質の色が透けて黄色っぽく見えたり、エナメル質の表面の凹凸が光を乱反射することで白っぽく見えたりします。
また、奥歯や前歯でエナメル質や象牙質の厚さは異なり、色も歯の切縁(噛み切る側の部分)や歯頚部(歯茎に近い部分)で異なっているのです。写真は奥歯の断面図です。

歯の色の平均は?色見本表“シェードガイド”とは

歯の色見本表“シェードガイド”

「シェードガイド」とは、歯医者さんで使用されている「歯の色見本」のことです。セラミックの差し歯や詰め物の治療、ホワイトニングの前後など、歯の色を確認する様々なシーンで使用されています。

歯の色はよく見ると、のっぺりとした単一な色調ではなく、赤系や黄色系、グレー系などのベースとなる色があり、さらに明度(明るさ)が加わることにより色調が異なります。

このような複雑な色を見極めるために使用するアイテムがシェードガイド。シェードガイド(色見本)はA、B、C、Dの色系統と1~4段階の色の明るさによって歯の色を再現しています。つまり、歯の色を数字とコードで表すことで、天然の歯の色に近い微妙な色と明度(色の明るさ)を表すことができるというわけです。

一般的にセラミックの差し歯は歯医者さんで歯型をとったあと、歯科技工所で製作されます。歯科技工所では歯医者さんから指示を受け、差し歯や詰め物の色調や形を整えていきます。例えば「歯の根元はA3で歯先はB1に」というようなグラデーションの加工も可能。周囲の歯の色に馴染み、より自然に見えるような色のニュアンスを再現することもできます。ドクターと相談しながら歯の色を決めることも可能ですので、具体的な色や形のイメージがあるなら遠慮なく担当ドクターに伝えましょう。ドクターが作り手である歯科技工士に患者さんの希望を伝え、イメージに沿った差し歯や詰め物を仕上げくれるでしょう。

歯の色の系統と色の濃さの分類

歯の色の系統と色の濃さの分類

■A系統:赤茶色系統の歯
■B系統:黄灰色系統の歯
■C系統:灰色系統の歯
■D系統:赤灰色系統の歯


個人差はありますが、日本人の歯の色調はA系統に該当するケースが多く、「赤み・黄色味が強い」といわれています。なぜなら、日本人は欧米人と比べてエナメル質が薄く、内側の象牙質が透けて見えるからです。特に犬歯の根元の色素が強い傾向があり、A3~A3.5、B3が日本人の歯の平均色であるといわれています。また、一般的に周囲から「歯が白いね」といわれるレベルは、B1A1前後です。ホワイトニングで歯のトーンアップを希望されている方はこの辺りの色レベルを目指すとよいかもしれませんね。

磨いても落ちない歯の色の治療法は?

審美歯科の治療では、歯を白くする治療方法として主に(1)クリーニング(PMTC)(2)ホワイトニング (3)セラミック治療があります。
(1)クリーニング(PMTC)では落とせなかった場合、歯の内側から変色している可能性が高く、その場合は(2)ホワイトニングで内側から漂白して歯を白くしていきます。それでも希望の白さに近づけなかったり、1回で効果を実感したいという場合は(3)セラミック治療をおすすめします

近くの歯科医院に相談してみる

簡単!無料相談への流れ

審美歯科ネットでは、審美歯科治療に関するお悩みや疑問などをメールフォームから無料で相談できます。こちらの全国歯科医院検索からお近くの歯科医院を検索できますので、参考になさってください。