調和を重視

単純に色を白くしたり歯をキレイにすることは一部の例外を除き、それほど難しいことではないと考えています。重要なことは、髪型がその方に似合うように、洋服がその方にフィットするように、白くキレイな歯もその方に調和していなければ適切な審美歯科治療とはいえません。
キレイな色でも形がアンバランスでは目立ちますし、白い歯も目立ち過ぎては浮いた印象を与えてしまいます。当クリニックでは、調和を重視した審美歯科治療に重点を置き、ほかの歯並びや色とのバランスはもちろん、歯肉や口唇、目元、お顔全体との調和を図るように治療ゴールを設定致します。

審美と機能のバランス

歯を治療する際には審美的な側面と機能的な側面の両面を考慮する必要があります。
一般的に、健康保険の範囲内で治療をすると前歯を白く改善する場合でも材質や費用の制約上機能面に重きが置かれ、なかなか審美面までこだわることはできません。また、安価な治療を繰り返して行うことは歯そのものにもダメージを与えかねません。
そこで当クリニックでは、より自然な美しさを求められる審美歯科治療の領域では機能面と審美面の両方を追求すべく患者様それぞれのニーズに合った治療方法をご提案しております。

スケーリングとは
歯に付着した汚れをそのまま放置していると蓄積しながら石灰化していき、ブラッシングだけでは取れなくなってしまいます。それが歯石です。また歯表面に付着するバイオフィルムと呼ばれる細菌の塊は、普段ご自分で行われているブラッシングだけでは取り除くことが困難です。スケーリングとはこれら歯石やバイオフィルムを取り除き、虫歯や歯周病、口臭の原因となるものを除去する方法です。
専用の器械を使用してバイオフィルムを除去し、歯の表面をツルツルにすることで汚れが付きにくくなり、予防にもつながります。

• スケーリングの所要時間 / 約30〜45分
• 平均通院回数 / 1〜2回

ご自身ではお手入れできない歯の表面に付着した汚れ（磨き残し・コーヒーなどの飲料物による着色・喫煙によるヤニなど）を、専用のペーストを用いて取り除き、歯の本来の色を表出させます。着色を除去し、ツヤを出すためスケーリングとクリーニングの処置を行うだけでも、審美的な改善が図れます。

• スケーリングの所要時間 / 約30〜45分
• クリーニング所要時間 / 約30分〜60分
• 平均通院回数 / 1〜2回

クリーニングとスケーリングによる治療例

▲ 治療前		▲ 治療後

※治療結果は、患者様によって個人差があります。

歯そのものの色を、ホワイトニング専用の特殊な薬剤を用いて白くします。
徐々に改善されるので、突然白くなることもなく快適に色味の調節ができます。また自宅で手軽にできるため、空いた時間を有効活用して行えます。

ホームホワイトニングによる治療例

▲ 治療前		▲ 治療後

※治療結果は、患者様によって個人差があります。

▲ 治療前		▲ 治療後

※治療結果は、患者様によって個人差があります。

歯が部分的に虫歯になったり、欠けたり、わずかな範囲の歯の形を修復する方法です。
歯の一部分を修復するインレー修復との違いは、歯型を採らずにそのままクリニックにて直接、白い材料を歯に付けたり（ボンディング）、埋めたり、詰める治療方法です。

治療の流れは、以前治療した古い詰め物などがある場合にはそれを除去し、虫歯などがあれば治療を行います。
それらの治療後、当日に直接修復を行い完了となります。

ダイレクトボンディングを利用した治療例

▲ 治療前		▲ 治療後

※治療結果は、患者様によって個人差があります。

外側から見える歯の表面を1層削って歯型を取り、それぞれの歯の形に合わせたセラミック（修復物）を専用に作製し、セラミックを歯に付けます。セラミックにより、調和のとれた美しさを口元に表現できます。
また、セラミックで歯の表面を覆うことにより、色調の段階的な自由度も広がります。天然歯のような自然な白さから、より白い歯まで、お好みの歯の色を表現できるメリットがあります。付け爪（ネイル）をイメージしていただくと分かりやすいと思います。

• 平均通院回数 / 2〜3回

ラミネートベニアを利用した治療例

▲ 治療前		▲ 治療後

※治療結果は、患者様によって個人差があります。

▲ 治療前		▲ 治療後

※治療結果は、患者様によって個人差があります。

虫歯治療の際や以前に治療した詰め物の変色、金属製の詰め物の色が気になるときに、虫歯を除去、また古い詰め物を除去し、新しく作製した詰め物を装着します。歯にとっては一部分の詰め物でも、金属を白いセラミックなどの材料に換えるだけで口元のイメージは変わります。

• 平均通院回数 / 3〜4回

インレーを利用した治療例

▲ 治療前		▲ 治療後

※治療結果は、患者様によって個人差があります。

歯の色や形・傾きが気になるときや、以前治療した詰め物や被せ物の変色が気になるとき、金属製の被せ物を白くしたい場合などにお勧めです。歯の表面全体を削り、歯の形に作製したクラウン（被せ物）を装着します。

セラミックなどの審美材料で歯全体を覆うことにより、白さの調節も自由度があります。また用いる材料によっては美しい透明感や自然感を表現することができます。自然な白さから、より白い歯まで、お好みの歯の色を表現できるというメリットがあります。そのほか、形態的にも自由度があるため歯の向きや大きさも調整することが可能で、笑顔の印象も変わります。

• 平均通院回数 / 4〜5回

クラウンを利用した治療例

▲ 治療前		▲ 治療後

※治療結果は、患者様によって個人差があります。

▲ 治療前		▲ 治療後

※治療結果は、患者様によって個人差があります。