歯科ドック(デンタルドック)
レントゲン撮影
歯・あごの骨・関節の健康状態やむし歯・歯周病などがあるか、修復治療の適合精度の良否判定、根管治療の良否判定を行います。
口腔検査
詰め物の種類や適合状態・衛生状態(歯石や歯垢の付着)の検査・舌や頬などの歯以外の口腔内の状態をみます。
レーザーむし歯診断
レーザー光線によって、目に見えないむし歯の有無やむし歯の進行度合い測定します。
歯牙動揺度
歯の動き(グラつき)具合を判定します。歯周疾患の進行に伴い歯牙の動揺が生じます。歯のそり動きの程度を調べることで、歯周疾患の進行度がわかります。
歯周ポケット精密測定
歯と歯茎の間の溝(歯周ポケット)の深さを調べます。歯周病進行度の判定を行います。
口臭検査
口臭測定器により、息を2回~3回測定し、口臭の有無を判定します。
歯冠色測定
歯の色(白さの度合い)を測定します。
モイスチャーチェック
お口の中の潤い度(水分量)を測定します。むし歯へのリスクやドライマウスなどがわかります。
口唇閉鎖力検査
口輪筋(お口のまわりの筋肉)の強さを測定します。強さを調べることにより、口呼吸の可能性を診断できます。
咬合力テスト
咬み合せの強さを測定します。かみ合わせの片寄りや噛む圧力などがわかります。
歯科ドック(デンタルドック)の流れ
ステップ1 問診
患者様のお悩み、今までの歯科治療の経験やお口以外健康状態などお聞きしていきます。聞きしていきます。
ステップ2 精密検査
※精密検査の内容は、歯科医院・診療内容により異なります。詳しくは、検診される歯科医院へお問い合わせください。
ステップ3 カウンセリング
精密検査の結果のご報告と、結果を元に今後の治療計画をご相談いたします。
ご自身のお口の中の状態をどのくらい知っていますか?
お口の中の状態は、ご自身ではわかりにくいものですよね。毎日歯を磨いているのに、突然痛くなったり、むし歯に出来たりしていませんか?
歯科ドック(デンタルドック)は、ご自身ではわかりずらいお口の中の状態を、最新の精密検査を行える歯科医院で、すみずみまで細かくチェック検査する「歯とお口の中の健康診断」です。
今までの歯科医院は、痛みを取除き、失った歯の機能を回復させることを中心に行われていました。しかし、これからの時代は、痛みが発症する前に的確に原因を発見し治療する【早期発見・予防】へと変わりつつあります。欧米では、3~6ヶ月ごとの歯の健診とクリーニングは、健康管理のひとつという観念が定着しているようです。
近年日本でも関心の高まっている歯周病は、口の中の病気にとどまらず、全身的リスク因子であると検証されてきました。全身の健康を考える上で、お口の健康は重要なポイントとなります。お口の中の健康を維持するためにも【歯科ドック(デンタルドック)】欠かせない検査としてお勧めいたします。