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知っておきたい!歯の被せ物「差し歯」の種類とは|審美歯科ネット

2019.05.28

歯が欠けてしまったり、虫歯で歯を削ったりした場合、歯医者さんに行くと被せ物をして、元の見た目のようにしてくれることがあります。被せ物には歯の破折の規模や使用する素材によって、種類があります。
ここでは被せ物の1つである『差し歯』について、素材別に特徴やメリット・デメリットをご紹介していきます。

差し歯にしたけどなにか違和感がある方やきれいで丈夫な差し歯ってないのかなと探されている方は是非、ご覧ください。

硬質レジン前装冠

内側は金属で、表面をレジンと呼ばれる白いプラスチックで覆っており、裏側から金属が見えるような被せ物です。

公的医療保険が適用される素材のため、費用が安く、金属を内側に使用することで強度があります。また、表面は白いため、前歯などの治療にも向いています。

その反面、歯の裏側から金属が見えてしまったり、金属により歯と歯茎の境目が黒くなってしまったり、金属アレルギーの方には使用できなかったりとデメリットも存在します。さらに、レジンとセラミックを比較すると、レジンの方が着色しやすく、経年劣化でレジン自体も変色を起こすこともあります。

【メリット】
・保険が適用されるため費用が安い
・内側に金属を使用しているので十分な強度がある
・表面は白いので前歯などの治療にも向いている
【デメリット】
・内側に金属を使用しているので、歯と歯茎の境目が黒く変色することがある
・歯の裏側から金属が見える
・金属アレルギーの方には使用できない
・長期間使用していると材料自体が劣化し、変色を起こすこともある

メタルセラミッククラウン

内側は金属で、表面をセラミックで覆っており、裏側から金属が見えるような被せ物です。
こちらは原則、公的な医療保険が適用されないため、自費での治療となります。レジンと比較して、着色汚れが付きにくいです。内側に金属を使用しているため、強度はありますが、金属アレルギーの方は使用できません。また、天然の歯と比較すると透明感は若干劣ってしまいます。

【長所】
・内側に金属を使用しているので十分な強度がある
・表面はセラミックを使用しているので着色汚れがつきにく、仕上がりがきれい
【短所】
・内側に金属を使用しているので、歯と歯茎の境目が黒く変色することがある
・歯の裏側から金属が見える
・金属アレルギーの方には使用できない
・内側に金属を使用しているので、光の透過性がない
・保険が適用されない

硬質レジンジャケットクラウン

こちらはすべてレジン(プラスチック)で作られています。使用できる歯が限定されていますが、公的医療保険が適用されるため、費用が安く抑えられます。また、金属を使用しないため、金属アレルギーの方でも利用できます。

一方で、金属を使用しないため長期間使用する際にはすり減ってくることがあり、強度的には少し弱くなります。また、先ほど同様、セラミックより変色を起こすこともあります。

【メリット】
・保険が適用されるため費用が安い(適応範囲は前歯・犬歯のみ)
・被せ物全体が白いので、前歯などよく見える部分の治療に向いている
・金属アレルギーの心配がない
【デメリット】
・保険の適応範囲は前歯・犬歯のみで、奥歯には適応されない
・長期間使用していると材料自体が劣化し、変色を起こすこともある
・長期間使用するとすり減ってくることがある

オールセラミッククラウン

素材が全てセラミックでできている被せ物です。

金属を使用しないため、天然の歯に近い透明感で自然な仕上がりとなり、金属アレルギーの方でもご利用いただけます。また、経年劣化や着色にも強いため、変色などが起こりにくいです。

しかし、公的な医療保険が適用されないため、費用が他の治療内容と比較すると高く感じられるかもしれませんし、セラミックのため、強い衝撃によりかけてしまう事もあるため、奥歯での使用しにはかみ合わせなどに配慮が必要となります。

【メリット】
・天然の歯に近い透明感があり、より自然な仕上がりになる
・セラミックを使用しているので着色汚れがつきにくい
・金属アレルギーの心配がない
・金属類によってできる歯の根元や歯ぐきへの変色がない
【デメリット】
・強い衝撃により欠けたりすることがあるので、奥歯に使用するときはかみ合わせなどに細かい配慮が必要
・保険が適用されない

『差し歯』の種類について・まとめ

金属やレジンと呼ばれるプラスチック、陶器と同じ材料のセラミックを使用するなど、素材によって、『差し歯』の種類が存在します。それぞれ、素材によって、メリット・デメリットがございますので、差し歯を考えている方や差し歯でお困りの方は、一度かかりつけの歯医者さんにご相談してみてください。

そもそも、差し歯の構造はどうなっているの?

歯の神経まで到達した虫歯の治療は虫歯菌に溶かされた歯質を大きく削るので、削る量が多くなります。さらに、虫歯菌が到達した神経も取り除く治療が必要です。
たくさん歯質を削り神経を取り除いたままでは、上に歯を被せることができません。そのため、神経があった場所へ「コア」と呼ばれる棒のようなものを差し込んで土台を作り、その上から被せ物をします。
この図のように神経があったところへコアが差し込まれるために、「差し歯」と呼ばれるようになりました。

差し歯に関するお悩みや疑問

審美歯科ネットでは、審美歯科の相談をボランティアドクターが回答しております。
その中から差し歯についての相談と回答をご紹介いたします。「差し歯についてもっと詳しく知りたい!」という方は参考にしてみてください。

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