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青い海さんの相談

カテゴリ:被せ物の形や色

クラウンの間に食べ物が詰まる

右上の一番奥にゴールドクラウンを、その隣にジルコニアクラウンを入れました。
その間に食べ物が詰まります。自分では歯の状態は見られませんが、舌で触れた感じだと、他の歯と歯の間には感じられない隙間があります。ですが、担当の先生はコンタクトポイントがしっかりあるから問題はないと何度訴えても取り合ってくれません。隙間らしい隙間もないと仰います。特に肉類を食べた時に詰まり、その詰まったもので圧迫を感じます。どうしたら良いでしょうか?
他の歯科医院にセカンドオピニオンを伺いに行くという選択肢もありますか?
※一部内容を編集いたしました(運営部)

青い海様こんにちは! アイエスデンタルクリニック院長・審美歯科医石田智子でございます。

 この度は、右上の6番と7番の新しいいクラウンの間に食べ物が挟まるということですね。食事の時とても気になりますし、お手入れも煩雑になりますよね。お気持ちをお察しいたします。

 食べ物が詰まる原因は、2つあります。

1,コンタクト(クラウンの接触)が弱い。

  弱いというのは、フロスを通した時に抵抗なくスーッとフロスが抜ける程度です。
 
 この場合は、右上の6番あるいは7番を修正していただく必要があります。もし本接着しているのであれば、どちらかを再製作していただく必要があります。
 青い海様の場合は、右上6番のジルコニアクラウンとその前の歯の5番との間は気になっていないご様子なので、一番奥の歯の7番のコンタクトをきつくしていただくのが良いのかと思います。

2,クラウンの形の問題。

 これは、クラウンのコンタクトは弱くないけれど、隣の歯との間の形が三角形に広く開いている場合です。

 隣の歯との接触面が小さいと、歯が横から見たときに歯が逆三角形のような形になり、隣の歯との間が大きくなってしまい、その隙間に食べかすが入ってしまいます。
 この場合も、一番奥の歯の7番の形を修正して、歯と歯の間の形が小さくなるように修正していただくのが良いかと思います。

 以上の2つに関しては、他院で検査していただけばすぐわかることですので、是非セカンドオピニオンをお聞きになることをお勧めいたします。
 その上で、修正が必要な場合は、ご担当医先生に修正していただいてくださいませ。
 
 青い海様の奥歯の状態が一日でも早く良くなり、ストレスの無い状態でお食事でできますことを心からお祈りしております。


 石田智子



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