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太郎さんの相談

カテゴリ:その他

前歯セラミック、神経処置

こんにちは。幼い頃に転んで前歯が欠けました。しばらくは欠けた部分に人工的に作ったものを貼り付けていたのですが、何回も取れたりしたので、保険治療の被せものをしていました。最近になり被せていたもののうえの部分にヒビが入っていたのに気付いたのと、歯茎と歯の境目あたりが黒くなっているのを気にして自費のジルコニウムに変えることにしました。
神経は残っていて、ジルコニウムに変える場合にある程度また削らなきゃいけないことは伝えられていたのですが、神経処置はしない予定でした。ただ、かなり多く削ったようで歯がしみるよいになり急遽、神経の処置をすることになりました…。神経の処置はしない予定だったので、かなり不安なのと医師のミスによる削りすぎなのでは?と不安です。もともと保険の被せものをする前に神経の処置はせずに周りを結構削ったのに、神経の処置をするようになるまでまた削る必要があったのか…。削られた歯も半分ぐらいのサイズになってしまったようで…。これは通常起こることなのでしょうか?
また神経の処置をした歯が長持ちするためには何を気をつけたらいいでしょうか?よろしくお願いいたします。

太郎さん、こんにちは。

神経を取る必要があるかどうかは、神経の大きさや歯を削る量、歯を削る際の刺激、接着剤の刺激など様々な原因があり、原因を特定することは難しいと思います。削る量が少なくても後でしみが残る場合もありますので、医師のミスとは言い切れないと思います。

神経の治療はどんなに完璧に行っても治癒率が100%ではありません。後で問題が起こった場合に、専門医に相談されるといいと思います。ご自分でできることはあまりないと思います。

  • 太郎(30歳 男性 会社員 )
  • 2018年03月20日12時09分
ご丁寧にありがとうございます。

たしかに神経をとる前の仮歯の接着剤を付けた際にしみました。
やはり処置の必要があったのかもしれませんね。少し安心しました。
太郎様 こんにちは!初めまして。アイエスデンタルクリニック院長・審美歯科医 石田智子でございます。
この度は、前歯の治療についてのご相談とのこと、神経の治療が必要だったのかどうか色々疑問があるご様子ですね。大事な歯の神経ですので、ご不安になるお気持ちもお察しいたします。

今回、保険の被せ物をジルコニアに変えるために削って、その後神経の治療が必要になってしまったとのこと、神経の治療が必要かどうかはその歯の症状によるのですが、これは起こりえることかと思います。
幼い頃にお入れになっていたクラウンのお取替えのケースで
は、外した時に中が虫歯になっていることも多くあります。その場合は、虫歯のところは削らなければいけないので、神経に近いところまで虫歯が進行していれば神経を取る必要もございます。
外した時に中の歯がどういう状態だったかを、ご担当医先生にお聞きになってみてはいかがでしょうか?不必要にたくさん削るというのは考えにくい気がいたします。
また、神経の処置をした歯は歯の中に土台となる芯棒をお入れするので折れにくくなりますし、太郎様の場合はジルコニアクラウンを選択なさっているので、歯そのものも硬いクラウンに守られて長持ちすると思います。
一番大切なのは、日々のお手入れであり、歯周病にならないように定期的に歯科医院でもクリーニングをお受けになることをお勧めいたします。
太郎様の歯が一日も早く良い状態になりますことを心よりお祈りしております。どうぞお大事になさいませ。
  • 太郎(30歳 男性 会社員 )
  • 2018年03月23日02時33分
石田先生、ご回答ありがとうございます!

虫歯にはなっていなくて、当初は神経の処置をしない予定だったのですが、削った後の仮歯の状態のときにしみるようになってしまい神経の処置をした次第です。

現在、被せたあとなのですが、被せた前歯側の歯列が叩くと微妙に痛いのが気になります…。



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